アルルノベルス
木谷恭介
小樽運河殺人事件
赤レンガ倉庫が建ち並び、夜にはアンティークなガス灯がともる小樽運河――その水面に男の死体が浮かんでいた!被害者は首を絞められ運河に突き落とされたらしい。被害者は市内在住の堀内晴彦と判明。堀内は東京で美術オークション会社を経営、半年前に故郷に戻り『小樽運河を保存する会』を結成していた。彼は死の直前に同会の高萩というメンバーと会っていたことが判った。郷愁を誘う北の商都を舞台にした傑作推理!!
定価:860円(税込) ISBN 4-901579-80-0
札幌時計台殺人事件
「ジュエリー伽羅」の社長が札幌のホテルで殺された。残虐極まりない殺され方から怨恨の線で捜査は進められ、一人の男が容疑者として浮かび上がってきたが、彼にはアリバイがあった。難航する捜査に宮之原警部が乗り出し、社長秘書塚本珠代とともに事件を追うが、死んだはずの男が次々と関係者を殺していくという不可思議な展開に……。夏の北海道を舞台に旅情豊かに綴り上げた長編傑作ミステリー!
定価:860円(税込) ISBN 4-901579-65-7
加賀いにしえ殺人事件
石川県南部の白山山地にある手取川ダムで男の溺死体が発見された。男は230億円を横領し嫌疑を受け姿をくらましていた東洋銀行青山支店長・多屋敏弘だった。捜査の結果、自殺という結末を迎えようとしていた。しかし多屋の一人娘・千尋は納得できなかった。千尋にとって父親はかけがえのない存在だった。真相究明を誓った彼女は、独り加賀へ旅立ったが・・・・・。
定価:860円(税込) ISBN 4-901579-59-2
萩・西長門殺人事件
雑誌編集長・椎名紗智は恋人とともに、山口県の北部を訪れた。明治維新の志士たちを育んだ萩から西へ、山陰本線に揺られて日本海に沿った景勝地をまわる旅だった。途中萩の海岸で起きた殺人事件の報に接した。被害者はなんと紗智が前日、笠山半島で目撃した中年男と寄り添っていた女性だった。東京に帰った紗智のもとに警察庁の宮之原警部が訪れ長門路の捜査に同行を求められた・・・・・名手が贈る傑作旅情ミステリー。
定価:840円(税込) ISBN 4-901579-48-7
尾道殺人事件
雑誌の編集長・椎名紗智はカメラマンを伴い、尾道へ向かったが、そこで取材先の社長が忽然と姿を消してしまった。途方に暮れた紗智たちは、取材を諦め東京へ引き返すしかなかった。ところが、翌日姿を消してしまった社長は死体となって発見された。殺人事件として捜査が開始され、紗智も容疑者としてマークされることになってしまった・・・・・。
定価:840円(税込) ISBN 4-901579-41-X
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