京都に本拠を置くいけばなの烏丸流は、全国に百三十万人の門弟を抱える名門で、家元の弟・烏丸宏二郎は出版社を経営し、「華道ジャーナル」を発行している。その宏二郎に突如、百億円横領の疑惑が浮上した。鷹峯にある宏二郎の邸宅をマスコミが大挙して取り囲んで騒然とする中、日本刀を手にした男が邸宅に侵入し、宏二郎を惨殺する事件が起きた。衆人環視の中で繰り広げられた凄惨な光景。しかも、その直後、血の海に沈んでいた被害者の死体が消えてしまった!? そして、第二の殺人が……。好評の宮之原警部シリーズ!
定価:900円(税込) ISBN 978-4-86296-045-0