アルルノベルス
津村秀介
黒い流域相模川・酒匂川殺人事件
大雨で増水した相模川と酒匂川で同日同時刻、大東洋建設の太田常務の夫人、道子と愛人の小幡由美が 殺害された。犯行現場の状況から犯人は左利きとの鑑識結果に当然、左利きでもある常務の太田に向けられたが、 彼には鉄のアリバイがあった。大胆で緻密な犯行に、地道な捜査を続けるベテラン刑事と新米刑事のコンビが難航不 落の事件に挑む。 アリバイ崩しの名手、津村秀介の会心作。
定価:860円(税込) ISBN 978-4-86296-078-8
昇仙峡殺人事件
深夜の甲府市内で、乗用車がブロック塀に激突した。だが、運転者は姿を消し、後部座席から若い女性の絞殺死体が発見された。殺人者が死体を運ぶ途中の事故のようだった。警察の捜査の結果、事故を起こした車は盗難車と判明、横浜在住の男が容疑者として浮かんだ。事件を追うルポライターの浦上伸介は、甲府駅から「アルプス2号」利用の逃走ルートを割り出すが、容疑者には鉄壁のアリバイが!?巧妙なアリバイ・トリックに挑むルポライター・浦上伸介の活躍!他、7編収録。
定価:860円(税込) ISBN 978-4-86296-038-2
横須賀線殺人事件
東京駅を発ち、三浦半島の久里浜へ向かう横須賀線が大船に停車したとき、乗客の中から悲鳴があがった。胸を真っ赤な血に染めた美女の死体がボックスシートに横たわっていたのだ! 被害者は鎌倉在住のOLだったが、四億円の詐欺事件に絡んでいたらしい。神奈川県警の捜査線上にある男が容疑者として浮上した。だが、信じられない事態が起こった。なんと容疑者はOLが殺された時間帯に大船から遠く離れた札幌近郊の町で同じように刺殺されていたのだ。果たして真犯人は? 殺人者が仕組んだ巧妙なアリバイ・トリックに挑むルポライター・浦上伸介の活躍!
定価:860円(税込) ISBN 978-4-903012-96-4
東北線殺人事件 久慈・熱海殺人ルート
梅の花が散り始めた小田原の城址公園で、若い女性の他殺死体が発見された。被害者は白いタオルケットを被せられ、ナイフで刺し殺されたらしい。遺留品を手がかりに捜査が開始されたが、死者の身元は半月が過ぎても不明だった。そんな警察を尻目に、「週刊広場」のルポライター・浦上伸介は、被害者が岩手県久慈市に住んでいたことをつきとめた。そして、その母親が同一の手口で殺害されたことも知った。事件の背後に、ある男の存在が浮かび上がってきたが……。真犯人の構築した鉄壁のアリバイに挑む浦上伸介の活躍!
定価:860円(税込) ISBN 4-903012-74-3
北の旅殺意の雫石
南部富士の別名を持つみちのくの名峰・岩手山の麓、豊かな自然に囲まれた雫石の地で、女性の他殺死体が発見された。現場では睡眠薬が混入されたワインボトルとトレンチコート、数枚のティッシュペーパーが見つかり、そのティッシュには被害者が息絶える寸前に書いたと思われるダイイング・メッセージが遺されていた。被害者が横浜在住ということも判明し、捜査は順調に進展していくかに思われた。だが、もう一つの殺人事件の出来により、大きな壁に突き当たることに……。巧緻なトリックに挑む名探偵・浦上伸介の活躍!
定価:860円(税込) ISBN 4-903012-39-5
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