アルルノベルズ
総司還らず
著者 えとう乱星
菊一文字を手に人生を剣にかける男、沖田総司。王政復古を目指す岩倉具視と、彼を裏で動かす政商グラヴァ-らの策謀で、孝明天皇毒殺の証拠を秘めた「禁裏御みあし帖」をめぐり、知らず知らずのうちに巻き込まれてゆ く…。剣にかけた沖田総司の凄烈な生涯と淡い恋。
定価:680円(税込) ISBN 978-4-86296-080-1
風流天狗剣
著者 郡 順史
足利幕府勘定台所目付の貝塚源太夫と木戸鹿九郎の両人に野狩りの混乱のうちに討たれた郷士重右衛 門の子藤次は、いまだ14歳の少年であったが、父の仇を討つべく独り剣を学ぶ。5年後、鬼一流の秘太刀”乱剣”の極 意をさずけられ、7代祇園源宗春に成長した藤次は、いよいよ京の都へ…。 痛快な面白さを発揮する著者得意の剣豪小説。
定価:680円(税込) ISBN 978-4-86296-079-5
やがすり信助捕物控
著者 牧南恭子
呉服屋の御曹司・信助は、放蕩が過ぎて勘当され、叔父の古着屋に身を寄せていた。そんな信助が八丁堀の旦那に見込まれ、岡っ引きの手伝いをすることに……。そんな折り、隣家で殺しが起き、信助は張り切って探索を始めたが……。
定価:680円(税込) ISBN 978-4-86296-073-3
あやかし同心~死霊狩り~
著者 加納一朗
墓地に弔ったはずの亡者たちが市中をさまよい人を襲うという奇怪な事件が相次いだ。果たして亡者たちの狙いとは……。南町奉行所隠密同心、香月源四郎の剣が江戸を震撼させる妖しい者を斬る、『あやかし同心』好評シリーズ第二弾!
定価:680円(税込) ISBN 978-4-86296-072-6
ひぐらし同心捕物控
著者 牧南恭子
八丁堀の定廻り同心・倉田角之進は、捕物の際の無理がたたって急死してしまった。あとに残されたのは二人の年頃の娘・志満と美野。頼るあてもなく、これまで父と娘でつつましく暮らしていた組屋敷も出て行かなければならない事態に陥った。そんな倉田家に突如ころがり込んできたのが倉田東之進と名乗る青年。彼は家督を引き継ぎ、同心として働き始めたのだが……。難事件に挑む新米同心と彼を支える女の切ない恋心を爽やかな筆で綴った傑作!
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-77-8
吉右衛門の涙
著者 喜安幸夫
赤穂浪士による吉良邸討ち入りから十五年。四十七士のうちで、ただひとり切腹を免れた寺坂吉右衛門が久しぶりに江戸の土を踏んだ。すでに老境を迎えた吉右衛門の胸に去来する討ち入りの翌朝の出来事。そして大石内蔵助の言葉。足軽であるがゆえに死ぬことを許されなかった吉右衛門は、吉良上野介の御首を抱えて東海道を西へ駆けた――。表題作ほか、時代の荒波に揉まれながらも逞しく生きた人々の歓びと悲哀を真摯な筆で描いた傑作集。
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-76-X
寿ぎ花 弔い花
著者 飯野笙子
神田紺屋町に住むお紋はかつて深川芸者で、今は手習師匠として控えめに暮らしている。その塾に通う穀物商大黒屋の娘おきぬが祝言を間近に控えて行方不明となった。拐しか、あるいは婚約者とは別の男とのと駆け落ちか!? お紋の家で下女を務める十五歳のお清は両国広小路界隈を塒とする宿無しの少年仙吉とともに、事件の真相を探るために奔走する。二人は大人顔負けの知恵と行動力で江戸の町で起こる事件の数々を解決していく──。
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-62-X
包丁浪人 ぶらぶら長屋始末帖
著者 芦川淳一
刀根新三郎は旗本の三男坊に生まれたが、訳あって現在は日本橋小舟町の棟割長屋で浪人暮らしをしている。大柄で凛々しい顔つきをしているせいで、周囲の者からは凄腕の剣客のように思われているが、実は剣はからきしダメ。刀を持つより包丁を握る方が大好きで、たまに料理やの板場に立ったりもする変わり者である。そんな新三郎を頼って長屋の連中がやっかいな相談をもちかけてくるが……。ユーモアとペーソス溢れる気鋭の書下し!
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-61-1
あやかし同心事件帖
著者 加納一朗
凶作が続き米価が高騰していた天明7年5月、深川の米問屋、相州屋の娘お咲が夢遊病者のように夜半に家を抜け出し、その後を追った兄の佐吉が何者かによって刺殺されるという惨事が起きた。お咲は明け方に戻ってきたが、首筋に噛み傷があり、外出したことを覚えていないらしい。南町奉行所隠密廻り同心、香月源四郎が相州屋の探索を始めた矢先、別の米問屋でも同じような騒ぎが……果たして江戸市中を震撼させる奇怪な事件は魔物の仕業なのか!?
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-44-1
深川小夜しぐれ
著者 松乃藍
小料理屋の女将・お小夜を強請っていた妓夫の力蔵が、袈裟がけに斬られて大川に浮いた。力蔵は以前、お小夜が奉公先から暇を出され、路頭に迷って仕方なく夜鷹となったことを知っていた。定廻り同心の詮議で、お小夜はその経緯はみとめたが、殺しは否定した。結局、仲に入った呉服問屋・福澤屋嘉平のとりなしで話はついて……。色香が衰え年をとっても人を頼らずに生きていきたいと願う女の心意気とひたむきな情熱を描いた気鋭の傑作長編!
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-43-3
女泣川花ごよみ
著者 牧南恭子
江戸・深川を東西に流れる小名木川を舞台に、そこで暮らす女たちの人生の哀歌と歴史の移ろいを、四季折々の可憐な花に託し、情緒溢れる筆致で紡ぎあげた気鋭の市井小説集。
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-28-X
箱崎別れ船
著者 南原幹雄
さまざまな運命の荒波に翻弄されながらも、自らの手で道を切り拓き、懸命に生き抜いていく女たちの哀歓を、見事に綴り上げた佳品十一篇。情緒纏綿たる江戸風物を背景に、独自の味わいを持つ磨きぬかれた流麗な筆が冴える。
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-27-1
暗闇心中
著者 澤田ふじ子
西陣の高機職人の岩太は、幼なじみで気立てのよいおそでと所帯を持とうとしていた。だが、おそでの奔放な母親が二人に暗い影を落とし、ある事件が…。悲恋をテーマをセレクトした傑作選。表題作を含め八編収録。
定価:680円(税込) ISBN 4-903012-26-3

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